私たちの食卓は、長い旅の終着駅。
不知火海、有明海、東シナ海の3つの
漁場から、
小さなサカナも大きなサカナも、
旅をするように運ばれます。
漁師さんが
お魚を獲ります
天草地域では、約40種の漁法で
約300種類の魚が獲れます。
市場へ
夜中3時頃から、漁協の荷さばき所にはたくさんのサカナが集まります。ちなみに本渡市場は1日3トン〜5トンほどの量が扱われるそう。特徴的な「閉鎖型荷さばき所」で、高度な衛生管理を実現。安心・安全な水産物を出荷できるようにつとめています。
競り、スタート!
活気あふれる市場は、朝の風物詩。運びこまれた魚が競りにかけられ、威勢のいい声が響きわたります。本渡市場の場合、活魚は朝7時、鮮魚は7時20分からスタート。ちなみに、青帽が「競り人」で、赤帽が「仲買人」です。
いよいよ魚屋さんに
運ばれます
サカナたちの旅はすすみます。競り落とされた魚は商店街の魚屋さんやスーパー内の魚屋さんなどのあらゆるお店に、朝のうちに一斉にサカナが並びはじめます。ちなみに、なんと本渡だけで約45店もあるそう!
魚屋さんにも
個性がある
「魚屋さん」とひと口に言っても、店の数だけ個性があるもの。売り場のディスプレイ、仕入れる数・種類、店主の人柄やサービス…。それぞれの特徴を知って、お気に入りを見つけるとたのしいです。また、子どもを連れて魚屋さんめぐりをするのもおすすめ。
我が家へ。
「いただきます!」
ゲットしたサカナが、早速その日の夕食に登場! 用途に合わせた下処理をしてもらっているので、家での調理は意外とラク。